宵口に見た夢は
白い蝶になる その前の消印
忘れてた面影と
インクの染みが話し掛けてた
目覚めた街はもう
いつも通りで
ときめきも 戸惑いも
お構いなしで
一瞬の隙があれば
逃げられる この鎖を解いて
ねえ時が無限ならば
生きてる事に意味も無いけど
あなたが好きだった
場所に佇み
空隠すビル見上げ
想いを馳せる
あの日あの時 出会った事は
二人の記憶の中に生きていて
ざわめいていた木々の香りも
まるで昨日の事だと
思えるのです
壊れた音がする
古いオルゴール
時を超え羽ばたいて
あなたの耳元へ
一緒に歌ったあのラブソング
今では擦れて読めない歌詞カード
探し続けてた絵葉書には
遠い街の消印
満ち足りた夢はいつも儚くて
手にした其処から指を擦り抜ける
あなたが残した小さな花
今は私が一人で
咲かせてみると
囁く
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