☆扉 (feat.鹿野宏之)

君がいた 夕べの続きをまだ 未消化なままで 空が落ちて そのまま消えてった 好きなこの街を明日離れ ただ 群れを成し眠る狼達 浮雲に身を喩え 祈りを捧げよう 君だけの為に 戻れない道を知り せめてそれだけで 幸せになれと 思える日が来るなら 他には何もいらない 木々の芽を 摘み取る機械のよに 伸び行く五月の 汗ばむ朝 少しの充足感 きっとまた同じものねだり ただ…

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☆侵入者~カフェインのテーマ~ / ユニット『カフェイン』

月の無い夜にだけ 黒いその身体翻し 闇の中駆け抜ける 鮮烈な都会のSoldier 右の目に現実を 左の目に倒錯の未来を 欲しい物手に入れる 光と対極のIllusion 乾いたハートに 良く効く薬ね 惹き付けられてく 盗んだ私の心を返して 恐れを知らない子供みたいに 咽るような濃い濃度の 液体を飲み干して 侵され続ける心の闇に 浮かぶのは血の色の…

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☆白い街 / ユニット『麗』

命の欠片 祈りの欠片を あなたに授けて 息絶えた愛を 吹き返すように 一夜を捧げる 膨らみ過ぎた 二つの夢が 部屋中そこら中いっぱい 散らかり果てた 惨めな残骸たち (羽をもがれて) 出来ればいっそ まとめて一掃 身軽になればいいじゃない 振り返るだけ 無駄な人生 白い街が 黒い手を伸ばし 誘いをかける どこまででも 落ちて行けるなら その底を見たい …

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☆Mother / 亜彩

ママ 僕の声は聞こえるの まだ上手く喋れないけど ママ あなたの目を見るけど 何故そんな暗い顔 十月十日一緒にいて 一緒にただ泣いて笑い そんなあなたを見てた パパの声とママの声と 温もりだけ感じ取って 僕は此処にいるから Hello Mother あなたに会える日まで ママ 僕の髪は栗色 そんなこんなあなた譲りで ママ 僕の声は嫌いなの 何故耳を塞いで…

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☆Happy Stomach / 亜彩

度重なるアンラッキーに気分は重たくて こんな日は街に出るのも億劫で 味気なく VALUE な昼食を端っこのベンチに座り 幸せそうなカップル眺めてる 指を加えて見てるのは 得意な方じゃないけどね 今更強気な攻めに出る気もしない 鳩はいいよねいつでも群れを成して 今日も一人ぼっちのあたしを追い越して行く イケないんだ イケないんだ イケないんだ 分かってるから 余計…

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☆消印 / ユニット『カフェイン』

宵口に見た夢は 白い蝶になる その前の消印 忘れてた面影と インクの染みが話し掛けてた 目覚めた街はもう いつも通りで ときめきも 戸惑いも お構いなしで 一瞬の隙があれば 逃げられる この鎖を解いて ねえ時が無限ならば 生きてる事に意味も無いけど あなたが好きだった 場所に佇み 空隠すビル見上げ 想いを馳せる あの日あの時 出会った事は 二…

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☆晦~つごもり~

五月雨が染み入る雲は涙色 哀しみは深く黄泉へと続く回廊 見届ける君の辞世の言霊には 忘れ得ぬこの世の名残雨 五月雨が染み入る雲は涙色 哀しみは深く黄泉へと続く回廊 見届ける君の辞世の言霊には 忘れ得ぬこの世の名残雨 爪弾いたスチールの音の冷たさよ ホールから伝わる木本の温もりよ 夕映えが照らす西日の強い部屋で 喝采の宴空へ届け そばでずっと抱いて欲しい …

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☆糜爛

パパは私の顔を見る度 「欲しいものは無いか」と聞くけど 引き出し開ければ見た事も無い服で 季節の変わり目にひく風邪をひきそうな程で 愛し合う時間に天井見上げながら 醒めた唇にワインを注ぎ込んだ 真っ赤な薔薇が鮮やかに咲くよ 私の思い出も私の恋も みんなみんな咲いて散るよ お菓子で作られた家に住みたいの 雨の降らない虚実の世界で お腹が空いたら食べるものはいっ…

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☆閃-sen-

淋しがりやの私に 似合いの服は無いの あなたの愛で包んで くれなきゃ駄目なの 喧嘩したって仲直りの 言葉見付けられない私を 駄目な奴だと叱って あなたの愛で救ってよ もうどこにも行かないよと 12時には帰らなくちゃ 後ろ髪を引く手を振りほどき 限りのある自由だって 私にとって何よりのオアシスで あなたにだけ打ち明けたの 洗い…

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☆聖職

繰言ばかりを 積み上げてまた壊して 歴史を変えても 変わらぬ 人は誰も孤独で 汚いもの隠したって 尻尾が見えてるよ 覆い被す掌から 垣間見る未来予想図 君は夢の預言者 僕は理想を歌にして 綺麗事 美辞麗句ばかり並べて 有り得ない まやかしを教える 教育されたよ 人権・平等・その他 etc… 社会にあるのは 欺瞞に満ちた愛情 嘘の労わり ある筈です 無い筈無い…

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曲目